春の名宝展2022 御縁起でたどる長谷寺 ー奈良から鎌倉へ 1300年のあゆみー

縁起とは因縁生起の略で、日本においては霊験あらたかな寺社の由緒を記した書物の総称として用いられてきました。

昨年につづき本尊造立1300年記念行事を執り行う本年、長谷観音信仰の淵源である大和(奈良県)長谷寺と、当山鎌倉長谷寺との関係を説く伝世の御縁起類を一挙公開します。

天平の昔、大和の初瀬(泊瀬)に始まった長谷信仰が、東国の鎌倉に根付くまでの長い道のりを体感していただければ幸いです。

 

主な出展作品・資料

◻︎長谷寺縁起文(南北朝時代、鎌倉市指定文化財)

○長谷寺縁起絵巻 上巻(室町時代、神奈川県指定文化財)

春日鹿曼荼羅図(江戸時代)

頂上仏縁起(江戸時代)

相州鎌倉海光山長谷寺事実(江戸時代)

鎌倉長谷観世音略縁起(江戸時代)

 

※常設展示・長谷寺の仏像もごらんになれます。

※ヴィジブル・ストレージ(見える収蔵庫)を公開しています。くわしくはリンク先のプレスリリースをご覧ください。

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