平常展示 江戸時代の長谷寺

観音ミュージアムの所蔵資料のうち、江戸時代の長谷寺の歴史を伝える彫刻・絵画・文書を展示します。

 

中世を通じて関東の政治の中心であった鎌倉は、近世には江戸近郊の物見遊山の場へと変貌し、長谷寺も庶民信仰の寺としての賑わいを保ち続けました。その影には、浄土宗寺院としての再興、長谷観音の霊験譚にもとづく寺伝・縁起の喧伝など、時代の変動に対処するための不断の努力がありました。

 

桃山時代から幕末までの約270年間に長谷寺にもたらされた資料群から、近現代に通じる身近な過去の長谷寺の姿をご覧ください。

 

豊臣秀吉禁制

 

銅造聖観音菩薩坐像

 

鎌倉江ノ嶋大山新板往来双六(複製)