リニューアルオープン展第二弾「長谷寺・仏教美術の至宝ー絵画編ー」

「長谷寺・仏教美術の至宝―彫刻編―」に続くリニューアルオープン企画展第二弾、長谷寺が所蔵する仏教絵画の展覧会を開催いたします。

観音霊場として古くから信仰を集めてきた長谷寺には、観音菩薩にまつわる絵画が多く蒐集されてきました。
また、長谷寺は浄土宗系寺院でもあり、「阿弥陀来迎図」などの浄土美術にまつわる絵画も収蔵されている他、江戸時代には参拝者に向けて配られた諸仏の木版画などが多数残されています。

本展では、長谷寺に伝わる仏教絵画のうち、とくに観音信仰と阿弥陀信仰にまつわるものを公開し、あわせて鎌倉長谷寺の信仰史についてもご理解いただける内容となっています。

ぜひお楽しみください!

如意輪観音曼荼羅
如意輪観音曼荼羅

阿弥陀三尊来迎図
阿弥陀三尊来迎図

大黒天像版画
大黒天像版画

サントリー美術館「水ー神秘のかたち」展に「長谷寺縁起絵巻」を出展しています。

現在、サントリー美術館様で開催されている「水―神秘のかたち」展に、観音ミュージアム所蔵の「長谷寺縁起絵巻」上・中巻が出展されています。

長谷寺縁起絵巻 上巻
長谷寺縁起絵巻 上巻
長谷寺縁起絵巻 中巻
長谷寺縁起絵巻 中巻

観音菩薩は水との関係が深い仏様として知られており、海や川から出現した観音菩薩を引き上げて祀ったという開創譚が伝えられる寺院は各地に存在します。

特に長谷寺の観音菩薩は、近江国の白蓮華谷から洪水によって流れ出した霊木を彫って作られたという話が「長谷寺縁起絵巻」に描かれています。

他にも水に関わる神仏の像や信仰を物語る資料が多数展示され、水と結びつくことで展開した日本の多様な信仰文化を知ることができる貴重な展覧会です。

開催期間は残り一ヶ月です。お勧めですのでぜひ足をお運び下さい!

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企画展「長谷寺・仏教美術の至宝ー彫刻編ー」開催中です。

大黒天立像02

新年、明けましておめでとうございます!

観音ミュージアムでは、現在リニューアルオープン展「長谷寺・仏教美術の至宝―彫刻編―」を開催しております。

神奈川県で最古といわれる大黒天像のほか、長谷寺所蔵の仏像がご覧いただけます。

大黒天像はこの期間のみの特別公開です。

また、今なら来館された方を対象に開館記念チケットホルダーを差し上げております。

御前立観音2

この機会にぜひ、新しくなった観音ミュージアムにお立ち寄りください!